shallの過去形はshould!?
canの過去形はcould
willの過去形はwould
shallの過去形はshould!?!?
え!?shallとshouldは繋がってたの!?
shallの意味は?
shallは法律の条文などでよく使われるそうです。
BenesseのE-gateによると、
コア 「何かすることを負うている」ということを示す
用法の根底には「義務・当然」の意がある。
また、 大西先生の一億人の英文法によると、
それ以外に道はない。そうするしかない。ある一本道に束縛──それがshallです。
とある。
だから、Shall I ~?というときには、「自分がするべき正しいことをしようか。」というところから、「~しましょうか。」という意味になるそうな。
結局、shallはwillの意味に義務・当然・運命的な要素(神の意志)が付け加わっており、現在においてはwillかshouldがその役割を得ているから、あまり使われなくなっているのかな?
shouldに過去の意味がないのはどういうことなのか?
①もともとは過去形の意味があったが、それは廃れていった。
(意味的にはwillかshouldを使えば良いから)
②助動詞を過去形で表すと控え目な意味になるものだけが残った。
ということだと思われる。
①については、今でも時制の一致でイギリス英語で言われることがあるそうな。
助動詞を過去形で表すと控え目(マイルド)な意味になる?
②については、
You can do it. (きみならそれをできるよ。)
You could do it. (きみならそれをできるかもなぁ。)
という例文で考えてみたい。
考え方1
過去形を使うと、現在と過去との間の時制的な距離感がでる。
その距離感を表現に適応させ、
canであれば「できる」ということがらから距離感をとり、
「できるかもなぁ」と控え目な訳がでてくる。
考え方2
日本語で考えてみても、
昔、とても速く走れた人に対して、
「大丈夫!昔は速く走ることができたでしょ!?」というときには、
「=今も走れるんじゃないの?」と意味を含む。
よって、過去のことに言及しつつも遠まわしに今のことを言っている。
ということで、2つ理由づけが考えられなくもないが、
考え方2の場合、「昔からできてなかったときに控え目な表現をするときにはどーするねん!?」というツッコミに耐えられないので、やっぱり、考え方1の方が王道なのかな。
まとめ
shouldに過去の意味がほぼないのは、shallは「そうするしかほかにない」という義務・運命的なものを表すものだったが、【過去形になると(現在の意味で)控え目な意味になる】法則が適応される場合だけが残ったためである。
本当はこんな感じのものをわかりやすくコメディー仕立てで動画作成したいのですが、なかなかできておりません。。。応援、お願いします^^